コンシェルジュノート

2012/05/08 コンサルタントコラム

集客力の源泉を探る(17)

これまで長期にわたり、ホテル旅館における集客力の源泉を4つの視点で整理してきた。その4つの視点は、下図の通りである。
地域のポテンシャルを上げるためには、地域としての魅力、ブランド力を上げていく事が重要であり、地域資源を活かして集客力を上げていくためには、地域にあるダイヤモンドの原石を見つけ出して、それを活かした商品の開発が重要である。
一方、消費者の動向を捕まえて集客力を上げるためには、現代のトレンドをつかんで消費者のニーズを把握することが重要であり、ホテル旅館自身の魅力を上げて集客力を上げることが重要である。
特に、最後のホテル旅館自身の魅力を上げるためには、まずコンセプトを明確にする事により、ターゲット顧客が自館を訪れることで、どんな良いことがあるのかを明らかにすることが大切である。その上で、消費者の5つの基本的欲求を満たすようなきっかけを作ることで消費行動を引き起こすのである。
再度この4つの視点で、自身のホテル旅館の集客力を上げられないか、見直しをして頂きたい。どんなに施設が古くても、集客力が上げられるきっかけがつかめるはずである。
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おわり