ホテル旅館における人材教育を考える(1)
先日、業界新聞である「国際ホテル旅館」に、私のインタビュー記事が掲載された。4月に入り、ホテル旅館における新入社員教育の特集の一つとして掲載された。
下記は、記事の一部である。
『「ロジカルな指導者が必要」
部門長でも良いサービスを行えば利益に直結すると考えているケースが多い。稼働率やADRアップ、社員のやる気向上など目的に応じて行うべき施策を使い分けなければ効果は出ない。若手だけでなく、全ての階層において、ロジカルシンキングは必要。』
ホテル旅館の教育は、どうしても現場目線のテクニカルスキルに偏りがちであり、現場で通用するスキル、サービスや料理技術に重点を置いた教育に偏りがちである。それは、そもそも、教える側、つまりマネジメント側に有効な人材育成のイメージがないからではないかと考えている。
つづく